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第7回JCVP学会・第60回獣医病理学研修会

TEL. 0985-58-7271

〒889-2192 宮崎市学園木花台西1−1

会社方針CONCEPT


大会長あいさつ

CEO


 第7回JCVP学会 大会長 山口良二

 第7回JCVP学術集会を宮崎大学が担当させていただくことになりました。研修会は東京大学に担当していただきます。集会は2020年3月26日(木)〜27年(金)の二日間、宮崎市の市民プラザにて、500人を収容できるオルブライトホールをメイン会場として開催いたします。2020年3月までは、東京を中心とした都市開催がほとんどで、日本獣医学会や日本毒性病理学会も東京及びその近辺での開催であり、地方都市開催が極めて少ない状態でした。また2020年は東京オリンピックyearで、東京周辺の開催場所借用料、食費、人件費、宿泊費等が高騰することが予想されており、このような背景より2020年は宮崎で開催されることになりました。
 自然豊かな畜産地帯の中心でもある宮崎で新年号令和の最初に開催されることは喜ばしいことで、地方に来ることを楽しみに参加される会員もおられることと思います。会場は市内にあり、宮崎空港からも近く、研修会会場では参加者をゆったり収容でき、ポスター発表会場も広く、ポスター発表数に制限は設けないつもりです。どうぞ多くの演題発表を期待しております。宮崎は農業県であり、食肉、野菜、魚などの生鮮食料品は新鮮でおいしく、又、焼酎出荷量は日本一で、焼酎蔵数も日本で1-2位を争っています。ブランド化されたマンゴの“太陽のたまご”、完熟キンカン“たまたま”、宮崎地鶏“じどっこ”、宮崎牛、日向夏、キャビア、奥日向、西米良サーモンなどなど、数々の宮崎自慢の製品があります。また、釜揚げうどん、レタス巻き、冷や汁、チキン南蛮、鶏の炭火焼き、肉巻きおにぎり、漬物、切り干し大根など料理・食材には事欠きません。学術集会で昼間ディスカッション等勉強した後、又は前日は宿泊していただき、夜は宮崎の新鮮な食事を堪能していただきたいと思います。
 第7回JCVP学会のメインテーマは「病変から病気の本質を読み解く」です。本テーマは病理学の重要性を示したもので、PCR(遺伝子増幅器)がこの世に出てからというもの、簡便であるがゆえに学生にも発展途上国の研究者たちにも疾患診断には機器こそが一番であるという流れがあります。実はこの簡便な器械は遺伝子1コピーでもあれば増幅するので、コンタミも含め、そこに遺伝子があったということでしかなく、その結果は生体反応も反映してないので、実は病気の本質を示すものではありません。PCRは何週間という単位での技術習得ができますが、病理診断技術には数年から数十年という期間がかかり、熟練を要します。さらに重要なのは、病理学的検索でしか病気の本質がわからないことが数多くあることです。今回で第60回の還暦を迎える病理研修会でのディスカッションをはじめ、病理学の重要性について、皆さんで勉強したいと考えております。
 宮崎大学では開催に向け鋭意準備を進めております。多数のJCVP会員の皆様のご参加をスタッフ一同、心からお待ちしております。

バナースペース

第7回JCVP学術集会事務局

〒889-2192 宮崎市学園木花台西1−1
宮崎大学農学部獣医病理学研究室
TEL &FAX 0985-58-7271/7272
(事務局)山口良二 / 平井卓哉