陽春の候、皆様には、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

去る2021年3月30日（火）及び31日（水）にかけて、Web開催いたしました第8回日本獣医病理学専門家協会学術集会は、日本、アメリカ、イギリス、中国及び韓国から400名を超える会員・学生・非会員の方にご参加を頂き、盛会のうちに終了することができました。また、コロナ禍のなか、31の団体・企業から後援・協賛をいただき誠に感謝しております。ご参加・ご支援を頂いた皆様に心より御礼申し上げます。

このたびの学術集会では、「新時代を拓く獣医病理学」をテーマとし、スライドフォーラム（第61回獣医病理学研修会）、特別講師によるスライドセミナー、チュートリアルセミナー、卒後教育セミナー及びポスターによる一般演題他、合計67演題の発表がございました。参加者の皆様には活発な討論と学術的な研鑽に加え、多くの情報交換・収集をして頂けたことと存じます。一方、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のため、開催方法がWeb開催となるなど、すべてが手探りの状態での準備、運営となりました。至らないところも多くあったかと存じますが、ご参加頂いた皆様の温かいご協力のおかげで充実した学術集会を開催することができましたことに感謝いたします。ここに農業・食品産業技術総合研究機構　動物衛生研究部門のスタッフを代表しまして、改めて厚く御礼申し上げます。

末筆ではございますが、日本獣医病理学専門家協会（JCVP）並びに会員の皆様の益々のご発展をお祈りし、お礼の言葉とさせて頂きます。